フェス

VIVA LA ROCK 2021に行ってきました

今年の開催はコロナ禍での開催となり、批判的な意見もある中でのフェスとなりましたが、私はその中の1日に行ってきましたので、感染対策と出演して聞いたアーティストについての感想をここに記したいなと思います。

目次

1.感染対策

2.出演アーティストへの感想

3.まとめ

1.感染対策

まず、これらを記す前にVIVA LA ROCK 2021の開催が感染者0で終わったことに関して、関わった全ての方に賛辞を呈したいと思います。

直近で他のフェスの開催延期が決定したことに対して、より反発を強める本開催への批判や、開催期間中も含めたマイナスプロモーションなど、障壁が多かった開催であったと企画をしていただいた方も、フェスに参加した方も思ったのではないでしょうか。

たらればの内容で語られる報道や事実と結びついているかもわからない不安を煽る報道。悲しく、私としてもほんとうに行っていいのかは参加する直前まで悩みました。

中止を発表したフェスも熟考されたうえでの決断であったと思いますが、開催されたフェスも開催されなかったフェスもそれぞれの決断は間違っていなかったと思います。

ただ、たらればの話であれば、誰よりもその可能性を考慮して対策を練っていたのは企画している側であると今回の成功が証明してくれましたね。

さて、実際にどんな対策がされていたのかということですが、アプリを使った取り組みと実際の身体的距離を保つ取り組みがされてました。

アプリを使った取り組みは、cocoaとVIVA LA ROCK専用アプリ、eplusチケットアプリを併用することで確認作業の工数軽減と待機時間の軽減を可能としてました。入場時、物販時はもちろん時差入場を取り入れて混雑を避けるように設定はされていましたが、アプリの効果は絶大だったと思います。

cocoaはご存じのように感染者と高校接触しているかどうかを確認するアプリ、専用アプリは本人確認と会場マップ、タイムスケジュール、注意事項を確認するアプリ、eplusアプリはチケット確認、入場時、物販時の時間確認ができるアプリとしてそれぞれが相互に作用してました。特に専用アプリの必須化は今年からの取り組みであったにも関わらず、コロナ禍でのフェスをスムーズに進めるための要素が豊富だったと感じました。エリアマップには注意喚起を加え、消毒ステーションの明示を行い、会場内で情報が更新されれば逐一アプリ内でその情報を確認でき必要な情報はすぐに確認ができるようになってました。

実際の身体的距離を保つ取り組みは、単純に人と人の距離を保つというもの。文字にするのは簡単ですが、限られたスペースの中でそれを実現するのは簡単なことではありません。観客席は一席開けて座ることで対策と取ってました。座れる席と座れない席を区別するために、座れない席には出演アーティストが自身のサインと共に、注意喚起する内容を書いた張り紙が貼られ、参加者も快く距離がとれるような対策となってました。他にも列ができるであろうトイレ前や出店している飲食店の列に関しても基本的には区画がされていて誰でも対応がしやすいものになっていたと感じます。

また、大きく変わった点の一つとして飲食の規制がありました。フェスと言えば、お酒を飲みながら、食べ歩きもしながら自由に参加ができる自由度の高いイベントという認識でありましたが、今回のフェスは一転、食事スペースの設置や飲酒の禁止で個人的には少し寂しく感じる場面もありました。ただ、飲食は唯一マスクを外している時間ですので、禁止事項の徹底ができたからこそ感染者0に繋がったのだと思います。

2.出演アーティストへの感想

先述したように、私は2021年VIVA LA ROCKの全5日間の内1日のみ参加しました。

参加した日は5月4日でした。

5月4日の出演アーティストは、下記です。(出演時間順)

・ROTTENGRAFFTY

・Maki

・ACIDMAN

・大森靖子

・TETORA

・東京スカパラダイスオーケストラ

・ORIGINAL LOVE

・KUZIRA

・VIVA LA J-ROCK ANTHEMS(音楽シーンのアベンジャーズみたいな方々によるカバー)

・Dragon Ash

・LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS

・10-FEET

・UVERworld

・コロナナモレモモ(マキシマムザホルモン2号店)

・MONOEYES

まずは、行ってよかった~!この感情しかなかったですね。数日間は余韻で幸せでした。(能天気(笑))

ステージは計3ステージ。大きいステージは2つ、さいたまスーパーアリーナを長方形とすると長辺を2等分にわけてその半分ずつにステージがあるような感覚です。真ん中のあたりにいれば、両方のライブが見れる形です。もう1つのステージは別の場所にあり、感覚としてはライブハウスにより近い形状になってました。

私は大のUVERworldと細美武士’s band(ELLEGARDEN, the HIATUS, the LOW-ATUS, MONOEYES)好き。私の全神経はここに注ぎました。

そのため、終始大きいステージのところをうろちょろ、いいところで見れるように移動しつつ楽しんでました。

4日のアーティストはコラボが多く、とってもレアな一日だったと思います。特にVIVA LA J-ROCK ANTHEMS はかなりレアでしたね。ここでしか見れないというものが見れました。楽器隊はそのまま、ボーカルが変わっていき、J-ROCKに影響を与えた曲をカバーしていく形で演奏していくのですが、どの曲も鳥肌が立ちました。楽曲のポテンシャルはもちろんのこと、そのボーカルが歌うことでアイデンティティが引き伸ばされていくそんな感覚でした。笑ったり、感動したり、少し寂しくなったり、、、聴き終わってとても充実感で満たされ、幸せと感じた一つの理由になりました。

他にも感動したアーティスト、楽曲はたくさんあったので、詳細は後日のブログで気ままに書いていこうかなと思ってます。

3.まとめ

行くかどうか、迷ったイベントですが、行って本当に良かったと思ってます。

行くと決断した決め手になったのは、出演アーティストですが、人気のあるアーティストを集めてフェスを開催できたのも、感染対策にかなりの時間をかけて、かなりの自信を得れたからだと思ってます。

100%感染を防ぐ手立てはなかなか見つけにくいと思いますが、感染がなかった結果からみて、今回の対策は成功だったのだと思います。

5日間で計48,900人の動員(鹿野淳さんのツイートより)をして、感染なく最高のフェスを見せていただいたことにとても感謝してます。

企画をしていただいた方、運営をしていただいた方、アーティスト、参加者、みんなで勝ち得た成功ですよね。直近でJAPAN JAMが感染者0で終えられたことも発表されました。企画側はちゃんと対策を練ってくれてます。これらガイドラインを守るかどうかが重要ですね。

組まれていたフェスの中止情報や新しいフェス開催の情報があって一喜一憂してしまう時期ではありますが、感染者0でフェスは開催できますし、これから対策もアップデートされてより良いものになっていくとことは間違いないです。

私はまた参加できるフェス、ライブがあれば行きたいなと思ってます。

参加を迷っていらっしゃる方も多いかと思いますし、前に行ったフェスが感染者0だと聞いても批判側の方が多いかもしれませんが、それでもフェスに行って自分の好きなアーティストから元気をもらうのも大切だと思います。機会があれば参加してみるのはいかがでしょうか。